Accessの開発と同時進行で別件の仕事もあった。

それは以前記事にもしたけど,Windows Server 2003とSQL Server 2005との闘い。
これがついに本チャンを迎えたワケですよ。
人生で初めてサーバルームというやつに入った。
セキュリティが尋常じゃないくらい厳重でビックリした。
まぁね…サーバルームだしね,それくらい厳重じゃないといけないのかもしれないけど。
ファンの音と熱がすごかったな。

おれは担当の人の付き添い…というか予備的な存在だったので作業自体はその担当の人がやったのだが,良い経験をさせてもらった。
(この担当の人は以前派遣でお世話になった上司の方です。今でもいろいろとお世話になっています。)

用意されていたサーバ機にはすでにWindow Server 2003はインストール済み。
なのでやることはSQL Server 2005をインストールして,データを載せてクライアントマシンで確認。

しかし,ここにワナが…

クライアントマシンでいくら確認してもトップのaspxファイルが表示されない。
SQL Server 2005のインストール時にはたしかにASPの実行権を与えた。
aspxファイル自体にもアクセス権は与えている。
このあたりは何度も何度もテストしているから大丈夫なはずだ。

自社にいる人に連絡をして,テスト用マシンとの設定の違いを細かく聞いていくと…。
問題はIISにあったことが発覚。
IISがASP.NET 2.0に対応していなかった。
「対応していない」というか,IISが認識していなかった。

IIS → .NET Framework 2.0 → SQL Server 2005
の順番でインストールすれば問題ないはずだが,Windows Server 2003を入れた時点でIISも入るため,この順番でインストールされることはまずありえない。
ただし,Windows Server 2003インストール直後のIISは「無効」。
これがサービスとして「有効」になっていたから.NET Framework 2.0を入れてもASP.NETを認識しなかったのか…これならなんとか納得はできるか…。
ということはIIS再起動でよかったのかな。
再起動…したっけな?記憶がごちゃごちゃだ。

結局,.NET Framework 2.0の修復(再インストールみたいなもの)を実行するとあっさりIISがASP.NETを認識し,クライアントマシンでも無事表示された。
が,Flash周りで不具合発覚(詳細後述)。

作業が15時くらいに終了。
昼食もとらずに延々と作業をしていたため最寄り駅近辺で食事をしようということになったが…。

なんにもないΣ(゜д゜)!!

見事なぐらいにない。
ここの住民は外食しないのか。
具体的な場所は公表できないが,横浜方面とだけ言っておこう。
(あくまで方面であり横浜ではない。)
駅からちょい離れたところにファミレスがあったがもはやそこまで移動する気力もなく,相談した結果ドトールへ。


この契約形態はウチ(WEBRAINS)は孫請けみたいな感じになっている。
Accessの開発の発注者はS社。
(このS社に以前派遣社員として勤務していた。)
S社のクライアントにD社。
直接の契約はD社 → S社,S社 → WEBRAINS(ウチ)となっている。

これを踏まえて。

サーバルームの作業から二日後…
今度はD社(日本橋)へ出向く。

D社所有のマシン(クライアントマシン)でちゃんと表示されるか,の確認作業。
システム開発でいう「システムテスト」みたいなものか。

二日前に見つかったFlash周りの不具合はこの日までに解決どころか原因すら解明できず,担当の方が代替案を提案。
その他いくつか不具合が発見されたが,それはその場で原因解明。
と,そのときFlashの不具合の謎に光が見えた。

このFlashは外注で作られたもので,作り手がその場にはいなかったため解明までに時間がかかった。
テキストファイルからリンク先を読み込んでFlashのシンボルに割り当てている。
そのリンク先はナントExcel。

これが開くリンクと開かないリンクがある。

「なんで?」

getURLの指定が違うのかもしれないと思い,外注さんからFLAファイルをもらってみたが,同じだった…。
ブラウザに表示されるエラーは
取り消されたアクション

「テキスト読み込みのリンク先がFlashの変数に渡っていないのか?」
というのも疑ったが,ブラウザのアドレスバーにはちゃんと表示されているし…わけがわからん。

開くリンク(MC)と開かないリンク(MC)を徹底的に調べてみたが,特に変わった様子は見当たらない。



というように,いろいろ調べてみたのだが根本的な原因がわからず終いでD社へ向かった。
で,ローカル(クライアントマシン)にあるファイルで別の不具合を見ているときに,開かないところをクリックしたときに「参照するファイルが存在しないエラー」二回連続で表示された。
このエラー自体はローカル環境なので本当にファイルが存在しないから問題ないとして,ひっかかるのは…

なぜ二回!?

試しに開くところをクリックすると一回表示。



コレだ(;゜д゜)

つまり,開かないボタンを押したときにgetURLが知らぬ間に二回飛んでいることになる。
しかも同時かほぼ同時に。
あるMCのonClipEventにgetURLの記述があり,それが二回発生していると考えられる。
手元にFLAファイルがないため確認はとれないがもはやそれしか考えられない。

最初にFLAを解析したときに気づいていれば…orz
知識不足を露呈してしまった…まぁこれも経験さ(;´ー`)

S社でのテストでは問題なかったところを見ると,セキュリティの可能性も考えられるが,どっちにしろ開いているリンクもあるのだから直るものだ。
しかも,D社で決められたセキュリティの規則があるだろうからむやみ変えることはできないだろうし。
ちなみにブラウザはIE限定。Firefox等は考慮していない。

その後どうなったのか結果はわからない。
気になっていたので担当の方にメールを送ってみたが,返答がない。
忙しい人だからなかなかかまってられないのかもしれない。
が,気になる…んむ。





to be continued!!
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投稿者 Kunikatsu

『プログラマ的Webクリエイター/デザイナー』 1998年-プログラマとして社会人デビュー。 2001年-バンド活動に本腰を入れるためフリーターになる。 その間にWEBに興味を惹かれて独学で学ぶ。 2008年-フリーター生活に終止符。WEBRAINSという個人事業を立ち上げる。 このサイトは個人事業とは別であり,至極プライベートなネタを発信。

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