さすがはヨドバシカメラ。
Ultra ATA用のHDDが自宅近くの量販店とは比べものにならないくらいたくさん置いてある。
たくさん置いてあるといってもメーカーはバッファローとアイオーデータぐらいだったが。
容量の種類が豊富だった。
バルク品やリテール品もあり,その中にUltra ATA用Western Digital製の500GBのリテール品が目を引いた。

が,

ちょっと待て

500GB…

そんなに容量使うか!?



映像・動画系のファイルを大量に扱うのであれば500GBあってもいいだろうが,
今のところそういった仕事はない。
(むしろ足りないぐらいか?)

そもそも250GBでさえ余っていたのに:oops:

というわけで,悩んだけどこのリテール品はスルー決定。

バッファローかアイオーデータのHDDに絞られ,容量は元の250GBにちょっとイロをつけて320GBに決めた。

結局,購入した商品は

アイオーデータ HDI-PS320H7

I-O DATA Serial ATA II・Ultra ATA両対応 3.5インチ内蔵型ハードディスク(320GB) HDI-PS320H7
アイ・オー・データ (2009-02-28)
売り上げランキング: 22696
価格: 9,000円

という商品。

これは,Serial ATA&Ultra ATA 両対応という願ってもない商品。
基本はSATA仕様だが,変換ボックスを使用してUltra ATA接続に切り替えるというもの。
この変換ボックス自体は大きいものではない。
HDD本体から変換ボックスまではSATAケーブルで接続し,変換ボックスからマザーボードへはUltra ATA(IDE)のケーブルで接続する。

近い将来には今使っているPCを買い替えるので,次に買うPCは間違いなくSATAだろう。
そうなれば変換ボックスを外してSATAとして利用できる。


ただ,買う前に一つ気になったことがあった。

ケーブル類は付属しているのだろうか?

ということ。

買ったはいいが,ケーブル類が不足して結局二度手間になる

という事態は避けたかった(なんせHDD買うのは初めてで不安だったものだから)。


商品の外箱側面に記載されている「添付品」を見てみると…
HDDの添付品
…ん~…ケーブル類の記載がない。
もしかして入っていないのか!?

裏面も見てみた。
HDDパッケージ-裏面
HDD本体から変換ボックスまでの距離(長さ)が書いてある…
(ちょっと見づらいが,上記画像の赤枠の部分)


う~む…。

一人で悩んでいても仕方がないので,ここはひとつ店員さんに聞いたほうが間違いない!
と思ってレジまで行き…

「すいませ~ん,この商品にケーブルって同梱されてますか?」

と聞いてみた。

「添付品の欄に記載がないから同梱されてないですね。」

との返答。


[tegaki]マジでか!?[/tegaki]


最初はその言葉を信じてケーブル売場へ向かった。
ケーブルをあれこれと見ているうちにもやもやと…
やはりどうも腑に落ちない。

アイオーデータという大手メーカーのパッケージ品なのにケーブルが付属していないことがあり得るのか?

じゃあ,なんでHDDから変換ボックスまでの距離(長さ)が書かれているんだ?
と,心の中で思った。


試しにほかの商品の外箱も見てみた。

ケーブルが同梱されていない商品はその旨がきちんと書かれている。
これはやはり何かおかしい。
自分の中でどうにもしっくりこない:???:

真実を確かめるべく,今度は別の店員さんに聞いてみた。

「この商品なんですが,さっきケーブルは同梱されていないと聞いたんですけど,
それを確かめてもらうことはできますか?」


とぶつけてみた。

「こちらの商品は箱を開けて確認することはできません。」

と最初に言われた。
たしかに,HDDなんていう精密機器はいくら外箱とはいえ店側では開けられないのだろう。

しかし,そのあとに実に的を射ている答えを聞くことができた。

「SATAとUltra ATA両対応を謳っている商品で,これを買えばどちらでも使えるというものなので,ケーブルが入っていないとは思えません。入っていなかったらそれは逆に不良品だと思います。(裏面を見て)ここに長さも書いてあることですし。」

やはりそうか。
たしかに,言われてみればその通りだ。

その言葉を信用して購入。


自宅に戻り早速HDD交換に取りかかる。
気になっていたケーブル類はきちんと同梱されていたので一安心:wink:

まず手始めにダメ元でこのHDDに同梱されている「HD革命」というソフトを使用してOS丸ごとシステム移行を試す。


[tegaki]はい,ダメでした…orz[/tegaki]


なぜこんなことをしたのかというと,できるなら限界に近いであろうリカバリーディスクをあまり使いたくなかったから。
物理的に逝ってるとダメだね。しかも逝き方が尋常ではないからか。
そういえばチェックディスクかけたらイベントログに書ききれないくらいエラーが吐き出されていたよ…(;´д`)

というわけで,HDDの交換を行った。
特に難しいことはなく,添付されている説明書どおりに手順を踏んで無事交換完了。

いざ電源オン!!

まぁ,からっぽだからなんにも起動するわけがない:oops:

祈りを込めてリカバリーディスクを挿入。
運命の分かれ道である25%に到達。

ドキドキ





26%,27%…

進んだー,やったー(ノ´∀`)ノ

OSさえきっちりインストールされればあとはこっちのものだ。
以前のアプリ環境まで復旧させるのはけっこう辛い作業だが,
時間をかければ必ず終わることなので,とにかくようやくスタートラインに立った感じ。

[前編]の最初の方で書いた「佳境にさしかかった仕事」を再開させるべく,
各ドライバーやWindows Updateのインストールが終わったあとすぐにSQL Sever 2005 Express Edition with Advanced ServicesとVisual Web Developer 2005 Express Editionをインストール。
OutlookやExcelを使うのでOfficeもインストール。そして再びWindows Update。
この仕事に関する最低限のソフトをインストールして再開。

実は仮納品寸前まで進んでいた仕事。
このトラブルのせいで2週間は遅れた。

この記事を投稿している現在では,無事に仮納品は終わった。
アプリのインストールも以前の環境と同等の状態にまで戻った。
(ちなみにインストールに一番時間がかかったのは,Adobe Creative Suite 4 Web Premiumだった。)


しかしまぁ…これはこれでいい経験をしたと思うべきだ。
決して自分に言い聞かせているわけではない(笑)
バックアップの重要性を再認識したのと,
サーバーの必要性を実感した。

トラブルにはきっと何か得るものがある。


fin.

P.S.
今回の件では,
【「すっきり!! デフラグ非公式ヘルプ」のページ】
【パソコントラブルと自己解決】
には大変お世話になりました,この場でお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

投稿者 Kunikatsu

『プログラマ的Webクリエイター/デザイナー』 1998年-プログラマとして社会人デビュー。 2001年-バンド活動に本腰を入れるためフリーターになる。 その間にWEBに興味を惹かれて独学で学ぶ。 2008年-フリーター生活に終止符。WEBRAINSという個人事業を立ち上げる。 このサイトは個人事業とは別であり,至極プライベートなネタを発信。

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